長崎へ
本日も、お越しいただきまして
ありがとうございます(^^♪
わたくしごとではありますが
長崎におります私の叔父が
肺炎で天国へと旅立ちました。
両親の代わりに、運転手として同行したため
お仕事をキャンセルさせて
いただくことになりましたお客様、
大変申し訳ありませんでしたm(__)m
そして、ご予約の変更
ありがとうございましたm(__)m
叔父は、産まれてすぐ
高熱のため全身に麻痺が出て
歩くことも、話すことも、意思表示をすることも
出来なくなったそうです。
世話をしてくれる私の祖母が亡くなってからは
人生のほとんどを施設で過ごしました。
スタッフの方に、生活の介助すべてをしていただき
62年という人生の幕を閉じられました。
私が小学生のころ長崎に遊びに行った時
そこで、ベットの上の叔父さんに会いました。
もちろん、言葉は発しませんが
私の目を見て
こっちにおいで。と、言われた気がしたんです。
でも、私は怖かった。
今までに見たことのない姿をしている叔父さんが。
だから、無視してしまったんです。
大人になって、それを謝りたくて
会いに行こうと試みましたが
それは叶わず。
ありのままの姿の叔父さんに
とうとう、会うことが出来ませんでした。
そして骨になった叔父さんを連れて
帰ってきました。
この役を私にさせてくれた、叔父さんに
感謝以外の言葉が見つからない。
62年間、言葉を発することもできず
意思を表示することもなく
叔父さんは、何を見て、何を聞き
何を考え、生きてきたのでしょう。
姿形が、すべてではないことを
学びました。
差別は、無くなる人の心からはなくなり
無くならない人の心からは、なくならない。
見える形だけを追いかけたら
そこに、愛はない。
ここのところ
刺青がバッシングされるような
悲しい事件が続いています。
刺青を入れてる人の中にも
事件を起こす人もいるだろう。
刺青を入れてるから事件を起こすのではなく
事件を起こした人が
刺青を入れていただけのこと。
刺青。彫り物を通じて
何かを表現しようとする。
彫られる側と、彫る側。
生きている身体。
毎回、変わる人のからだと、心。
一つのものを、創り上げる作業。
タイミング。
何かがずれてもうまくいかない。
そこに、魅力があって
それぞれの想いがあって、訪れて下さる方々。
今日、来てくださったお客様と
そんな人間性の話をしました。
大切なのは、心の方ですね。
メッセージを下さったお客様も
ありがとうございます(*^▽^*)
お客様に恵まれて幸せです♡
人間、欠点のない
壊れることのない人間など
存在しない。
だからこそ、そこにあぐらをかかず
心を大切に生きていく努力は
必要なのだと思います。
この社会で、
刺青を背負って生きるという事は
大変な覚悟だと思います。
そんな方たちが
後悔をしない生き方が出来ますように
私も、精一杯魂込めていきたいと思います。
心からの
愛と感謝を込めて
合掌
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