ステージⅣ
彼女は、ステージⅣ。
末期の肺がんである。
偶然の必然
ある日ウォーキングしていた時
久しぶりに彼女に、ばったり逢った。
私の個人的な知人。
短い手紙というよりは
心ばかりの言葉を書いたメモをわたして以来
もう、逢えることは出来ないのかもしれないと
そう、思っていた。
彼女の顔を見れば
今、どんな状態なのかは、聞かなくても分かり。
うっすら目に涙を浮かべて話す彼女に
心を込めながらも、何気ない言葉と
精一杯の笑顔を届ける。
昔から、自分の顔が
嫌いで嫌いで仕方がなかった私。
けれど、そのお陰で
自分ってものに、向き合うきっかけにもなった。
人生に無駄はない。
逆菩薩。
災い転じて、福となる。
あるとき
ふとした笑顔に、癒されるって
言われたのが嬉しくて
素直で単純な私は(笑)
いつも、笑顔でいようと思ったのだ。
もしかしたら、私の笑顔すら
今の彼女には
悲しく思えたかもしれないけれど。
それでも
死と向き合っている彼女の悲しげな顏さえも
私には、美しく見えた。
彼女はきっと、その意味を知り
ボーダーラインを越えてゆくのだろうと思う。
何故なら彼女もまた
妖精のように笑い
純粋さを
そして大切なことを、教えてくれた人だから。
抱きしめてあげたい。
そんな衝動にかられる。
豪華ではなくても、今日も
自分でつくった食事をとることが出来て
雨風しのげる家がある。
頂き物の大根でつくった煮物💛
こんな当たり前のことが
当たり前ではない。
生かされていることに
どれだけ感謝してゆけるだろうか。
人は皆、試される。
有限なこの人生を
どうやって生きるのかは
自分次第。
そんなことを考えながら、彼女を想う。
今日は、春らしくぽかぽかいい天気☀
下絵も3つ(*´ω`*)出けて、気に入ってもらえて
HOTひといき(*´ω`*)
ハイ、魂込めますかっ♡
いつも、ありがとぉ💛
愛と感謝を込めて
合掌
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