魂の詩~脱線する~


細く長い白線の上を

しっかり歩けと、人はいう。


どこへ繋がっているのかも

分からないその道を


まっすぐ進むことが幸せと

教えられて生きてきた。


時には、バランスを崩し

白線からはみ出ることも

ずれることも

または、違う線を

歩きたくなる時もあるけれど


白線こそが正義で

白線こそが幸せと

口々に人は、そうつぶやく。


白線からはみ出たところには

何があるのか。


歩きやすい道なのか

歩きにくい道なのか


歩いてみないと分からない。

たとえ、歩きにくかったとしても

自分の足で

歩いてみないと分からない。


この自分の足で

歩くために人は、生まれてくる。


誰かにとって、歩きにくかった道は

また他の誰かにとっては、

歩きやすい道かもしれない。


脱線しない人生はない。

そこには、新たな発見があるだけだ。


魂を刻む場所

★愛と感謝☆ 手彫り・和彫りを信条とし 「魂の想い」を込める 刺青を彫りつづけてきた。 色とりどりの華が 自分らしく、咲き誇こることを願って。

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